大好評につき、第3回開催決定!

第3回 自動車機能安全カンファレンス
『自動運転に向けた機能安全』と『実例を含めた機能安全の実際』

2015年12月15日(火)、16日(水)
ソラシティカンファレンスセンター(東京、御茶ノ水)

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自動車機能安全カンファレンス 2015 -Automotive Functional Safety Conference 2015-|2015年3月11日(水)ソラシティカンファレンスセンター 2階 sola city Hall

タイムテーブル

09:45~10:25
OPオープニング・リマークス
一般財団法人 日本自動車研究所
ITS研究部 部長
谷川 浩
K-1基調講演1
JARIにおける機能安全活動と自動運転システムの動向
一般財団法人 日本自動車研究所
代表理事 研究所長
永井 正夫
講演概要

JARIは環境問題、安全問題等に取り組んできた。近年は自動車の電子制御化や情報化が急速に進みつつあり、次世代運転支援システムや自動運転の研究開発が急ピッチで進められるようになった。今回は、機能安全の国際標準規格ISO 26262に対するJARIの取り組みの紹介と、自動運転・運転支援システムの動向を解説する。

講師プロフィール

1977年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 工学博士、同年東京農工大学講師
1980年- 東京農工大学工学部 助教授
1982-83年 西独 Braunschweig工科大学 車両工学研究所 客員研究員
1989年-2013年 東京農工大学 工学部 教授
       大学院 工学府評議員、産官学連携・知的財産センター長、学術研究支援総合センター長、工学研究院長を歴任
2004-12年 自動車技術会 国際担当理事・副会長・監事
2013年-現在 一般財団法人日本自動車研究所 代表理事 研究所長
2014年-現在 東京農工大学 名誉教授
研究分野:機械力学・制御、知能機械学・機械システム、車両運動と制御、交通安全・予防安全

10:30~11:00
K-2基調講演2
「自動車用機能安全」業界動向と今後(ISO 26262第2版は大改造!)
一般社団法人 日本自動車工業会
川名 茂之
講演概要

自動車用機能安全国際標準は2011年11月に初版が発行された。また2018年1月に向けて、第2版としての改定が始まった。この初版の運用課題や各国の法規化の動き、改定に向けた最新の内容、自動運転との関係など、自工会のロードマップを含めて最新の業界動向とその方向性について紹介する。

11:05~11:45
S-1特別講演
システムアプローチによる機能安全への対応
dSPACE Japan株式会社
テクニカルフェロー
藤倉 俊幸
講演概要

自動運転に向けてECUのコード量のみならずECU間の相互依存性は加速度的に増加している。こうした状況に対応するためにシステムズエンジニアリングが自動車業界でも注目をあびている。本講演ではトップダウンによるマルチドメインのシステムレベル分析からモデルベース開発へつながるソフトウエア開発への可能性について標準化の動向も交えて考察する。

講師プロフィール

1990年より、組み込みシステムに関するコンサルティングに従事。同年学術博士号取得。2013年4月より、dSPACE Japan入社、テクニカルフェロー。ISO 26262ファンクショナルセーフティ・プロフェッショナル(TÜV SÜD #59855095)。著書に『リアルタイム/マルチタスクシステムの徹底研究』、『組み込みソフトウェアの設計&検証』、『組み込みソフトへの数理的アプローチ』がある。

11:55~12:25
LA-1※軽食をご用意しております。
機能安全対応の支援事例紹介
株式会社エクスモーション
コンサルティング本部
シニアコンサルタント
三輪 有史
講演概要

機能安全規格への対応は、消極的・受動的なアプローチと、積極的・能動的なアプローチ が考えられます。本講演では、これまで弊社が各社で行ってきた現場支援の中から、後者のアプローチ、すなわち規格対応を好機と捉えて、開発工程や作業成果物の改善を行った事例を中心に紹介します。

講師プロフィール

システム開発会社において、WebやWindowsアプリケーションなどの業務系システム開発に従事。
2004年に組込みシステム開発のコンサルティング業界に転職。
以降、自動車メーカーや自動車部品メーカーの開発現場で、MBD導入や機能安全対応などの支援を行なっている。

LB-1※軽食をご用意しております。
「モデルベース・システムズエンジニアリングと機能安全ソリューションのグローバル事例紹介」
PTCジャパン株式会社
PLM/ALM事業部
執行役員
成田 裕次
講演概要

内外で広くISO26262規格対応ツールとしてご利用いただいているPTC Integrityと新たにIntegrityファミリーに加わったモデルベース・システムズエンジニアリングIntegrity Modelerの欧州事例を紹介する。

講師プロフィール

2010年、PTCジャパンに入社。現在、PTCのPLM/ALM/IoTソリューションの事業推進組織の責任者として、北米や欧州発の事例やソリューションを日本の顧客に紹介すると同時に、顧客への活用しやすいPLM/ALM/IoTソリューション提供のため、パートナー各社との協業企画に携わる。

PTC入社以前は、1992年より日本オラクル株式会社に勤務。データベース技術者として、製造、流通、金融の顧客のデータベースの技術提案を担当した後、実装支援のためのコンサルテーション事業の立ち上げにコンサルタント、および管理職として従事した。その後、都市銀行の基幹系システム実装プロジェクトにプロジェクトマネージャーとして活動し、日本と米国のプロジェクトを同時に管理した他、ミドルウェア事業のセールスエンジニア部門責任者として従事。

12:35~13:30
A-1
共同研究成果発表12:35~12:55
ISO 26262 共同研究WG エンジンWGの活動報告
~エンジン制御システムの安全コンセプト検討~
日産自動車株式会社
第一パワートレイン開発本部
エキスパートリーダー(ISO 26262 共同研究 エンジンWG リーダ)
荒巻 孝
講演概要

ISO 26262発行から3年が経つ。われわれ設計エンジニアは、実務で機能安全設計を行なうのに際し、しばしば規格解釈に悩まされる。エンジン設計WGでは、一般的なエンジン制御を題材にして、規格解釈やFSC/TSC導出の考え方などを共同研究してきた。今回はその活動報告としていくつかの事例を紹介する。

講師プロフィール

1983年日産自動車(株)に入社後、現在に至るまで、エンジン/パワートレインの制御システムの開発を担当する。ISO 26262共同研究エンジンWGにおいてはWGのリーダーを務める。

一般講演12:55~13:30
安全論証における安全コンセプトの役割と推奨アプローチ(仮)
DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
機能安全部
プリンシパル・テクニカル・エキスパート
山下 修平
講演概要

まずISO 26262において重要成果物と位置づけられている安全ケースのあり方を確認する。さらに安全ケースの中核をなす安全論証における安全コンセプトの役割と関連する規格要件を整理する。この中でデコンポジションや共存の意味合いを点検し、安全コンセプトを合理的に説明する推奨アプローチと関連の活動を紹介する。

講師プロフィール

1983年日産自動車に入社、30年にわたりエンジン電子制御システムの開発などに従事した。この間2005年より自動車技術会機能安全分科会長に就任しISO 26262策定活動に参画、国内の関連活動を主導した。2013年より欧州系認証機関に移り自動車業界における当該規格対応の広範囲の相談に応じた。2014年4月より現職。

B-1
共同研究成果発表12:35~12:55
ISO 26262 共同研究WG アセスメントWG活動報告
~アセスメント評価シートの作成~
一般財団法人日本自動車研究所
ITS研究部
主任研究員(ISO 26262 共同研究 アセスメントWG リーダ)
深澤 竜三
講演概要

機能安全の達成を評価する確証方策に対する知見を集約する目的で、2013年10月にアセスメントWGを立ち上げた。昨年度Part4から着手した議論を本年度はPart2,3,5,6,8まで広げ、機能安全の達成について多くの知見を得ることができたので、その成果を紹介する。

講師プロフィール

家電メーカにて23年間組込みソフトウェア技術者として、主に民生用AV機器の開発に従事。2011年にJARIに入所し、ISO 26262規格の運用に関する課題解決業務に携わる。

一般講演12:55~13:30
従来の設計文書を活かした設計トレーサビリティ確保の実践事例
富士通株式会社
自動車システム本部
ISO 26262 Assessor
上原 翔
講演概要

ISO 26262に対応する上では、規格が要求する開発プロセスの実行、成果物の作成や管理、設計トレーサビリティ確保を説明できることが重要だ。これらの達成のために、従来の開発プロセスや設計文書を最大限活かすことで、規格対応の負荷抑制や機能安全プロセスの定着化に貢献した事例を紹介する。

講師プロフィール

富士通株式会社に入社以来、自動車完成車メーカー様向けの業務システムの企画・開発・保守サポートに従事。2011年に、ISO 26262対応を支援する「技術支援サービス」を立上げ。また、同規格対応の支援ツール「PLEMIA SQ-Tracer」の適用支援を行っている。

13:40~14:45
A-2
招待講演13:40~14:10
機能安全規格と向き合うために
~階層的な安全設計へのアプローチ~
株式会社アドヴィックス
設計監査部 機能安全監査室
室長
河野 文昭
講演概要

自動車用機能安全(ISO 26262)の規格要件は膨大かつ難解である。この規格を遵守するためには規格としっかり向き合い、適確なアプローチで取り組むことが必要となる。

とくにサプライヤにとってはシステムレベル(Part 4)からハードウェアレベル(Part 5)やソフトウェアレベル(Part 6)に至る階層的な安全設計をどのように進めるかが重要なポイントとなる。

機能安全の規格要件に取り組むにあたり、アドヴィックスにおけるアプローチの一例を紹介する。

講師プロフィール

技術士(情報工学)。アイシン精機(株)入社後、自動車の制御ブレーキに組み込まれるソフトウェアの開発に従事。2001年、ブレーキ専業サプライヤの(株)アドヴィックスに移り、CMMIを活用した開発プロセス構築を牽引。2012年CMMIレベル4達成後、プロセスモデルをAutomotiveSPICEへシフト。数年前からは機能安全に関する業務に携わり、開発プロセス及び開発環境の整備、さらには監査及びアセスメントに尽力中。

ISO/IEC JTC1/SC7 WG10エキスパート、IPA/SEC ソフトウェア高信頼化センター連携委員、自動車技術会 機能安全分科会 半導体小委員会メンバ、日本自動車研究所 ISO 26262運営委員会幹事、日本SPICEネットワーク代表を務める。

一般講演14:10~14:45
メカから安全なメカトロニクスへ、移行の技術と組織
株式会社東陽テクニカ
事業戦略室
参事
二上 貴夫
講演概要

機構部品、電子部品、そしてソフトウェアを一体化した新たな開発、製造能力が次世代の優れたサプライヤの条件になりつつあります。ISO 26262は、機構部品の寸法精度のような、順守規定ではなく、守れることを示すべきという能動規定と捉えるべきでしょう。本講演では組込みソフトウェア観点の必要技術と組織要件を中心に解説します。

講師プロフィール

1990年より、航空機、医療機器、自動車など機能安全が必要な産業領域で組込みソフトウェアのモデリング支援、開発技術の基礎教育、高品質プログラミングの標準化の推進などを行っている。同時にMISRA C、MISRA ADC、ASAMなど欧州のデファクト標準のリエゾンとして業界活動を続けている。

B-2
招待講演13:40~14:10
BOSCHのSafety&Securityへの取組み
ボッシュ株式会社
自動車システム統合部
部長
越智 純一
講演概要

ISO 26262が発行されすでに3年が経て、自動車E/Eシステムにおいて、機能安全の 考え方が定着してきている。今回、欧州の最新動向を踏まえ、ボッシュのセーフティ、セキュリティの課題、検討事例と今後の取組みについて解説する。

講師プロフィール

自動車メーカーにて車両電装のシステム設計に従事後、ボッシュ(株)へ入社。現在Robert Bosch GmbH オートモーティブ・システムズ・インテグレーションの一員として、日本での社内外に対してオートモーティブE/Eシステムの先行技術調査・プロモーションおよび導入コーディネーションを行っている。

一般講演14:10~14:45
モデルベース開発における
開発・検証ツールチェーンと機能安全の対応
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部 セールスエンジニアグループ
グループリーダー
宇野 重雄
講演概要

近年、多機能化や協調制御が進む自動車の電子制御。そのためシステム開発・検証に膨大な時間がかかり、今後もその傾向が強くなる。開発・検証にはモデルベース開発(MBD)が必須になってきており、その中でも機能安全対応も求められる。今回はMBDの概要を紹介し、開発・検証サポートするツールチェーンを機能安全対応という観点からも紹介する。またMBDの欧州事例もあわせて紹介する。

講師プロフィール

1992年、日立製作所入社、自動車制御用マイコンなどの企画・開発に従事。2006年からISO 26262のワーキンググループに参画。2012年、dSPACE Japan入社、現在セールスエンジニアの業務に従事

15:00~16:05
A-3
招待講演15:00~15:30
仮想ECUを用いたフォールト注入テストの実証事例と活用ポイント
~仮想マイコン応用推進協議会/vECU-MBD WG活動事例紹介~
仮想マイコン応用推進協議会/vECU-MBD WG
日立オートモティブシステムズ株式会社
技術開発本部
主管技師長
宮崎 義弘
講演概要

ISO 26262では、車載電子制御システムの安全性の証明の一環として、フォールト注入テストが要求され、仮想テスト環境の活用も推奨されている。仮想マイコン応用推進協議会/vECU-MBD WGでは、検証を高品質・高効率に推進するために、仮想ECUを用いたフォールト注入テストに取り組んだので、その事例を紹介する。

講師プロフィール

(株)日立製作所に1977年入社。以来、制御用コンピュータ等の開発に従事。現在、日立オートモティブシステムズ(株)技術開発本部にて、車載制御システムの電子プラットフォーム技術開発に従事。機能安全ISO 26262に対しては、当社内の技術推進取り纏めを担当。電気学会会員、情報処理学会会員、自動車技術会会員。

一般講演15:30~16:05
ECUの仮想化とVirtual FMEA環境を構築する技術要素
日本シノプシス合同会社
技術本部 システムレベル・ソリューションズ
FAEマネージャ
中野 淳二
講演概要

近年Virtual HILSを構築し故障シナリオに基づくリグレッション・テスト環境を構築しているユーザーが増加している。本セッションではVirtualizerとSaberを用いたECUの仮想化と、システム/ECU/チップレベルといった異なる抽象度のシステムに対する故障注入とテストについて紹介する。

講師プロフィール

八重洲無線株式会社において無線機のデジタル化に関する研究に従事。

1995年より日本シノプシスにおいて、バーチャル・プロトタイプ、アルゴリズム設計、高位合成など上流系の製品を19年にわたり担当。自動車分野におけるバーチャル・プロトタイプの適用に関するプロジェクトを7年以上にわたり担当。

B-3
招待講演15:00~15:30
つながるクルマのセーフティ&セキュリティ
株式会社デンソー
電子基盤技術統括部 DP-情報セキュリティ開発室
室長
早川 浩史
講演概要

スマートフォンの普及や自動運転技術の高まりなど、車外とつながるサービスが進展しつつある。一方、負の側面としてクルマの脆弱性が懸念され、セキュリティの重要性が高まっている。本セッションでは、これまでの車載電子システムの品質・安全を踏まえた上で、つながるクルマにおけるセーフティ&セキュリティの課題と当社の取組みを述べる。

講師プロフィール

1993年、株式会社デンソー(当時:日本電装株式会社)に入社。 以来、車載マイコンの研究開発に従事。2000年以降は、情報セキュリティや機能安全などの車載電子システムにおけるディペンダビリティの開発に携わる。2014年からサイバーセキュリティの全社横串活動を推進中。

一般講演15:30~16:05
「誰が悪い?」、「お前だ!」とならないための自動車機能安全規格ISO 26262への取り組み方
~安全文化と想定~
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
ビジネスディベロップメントチーム
機能安全グループ マネジャー
松土 達哉
講演概要

自動車関連の最近の話題を通して、安全文化の意義を確認する。これは組織にとって不可欠であり、定着させる必要がある。では、何をどうすれば良いかについて解説する。さらに、先進的な自動車技術を例題として、安全を構築する上で最も重要な「想定」についてハードウェア側面及びソフトウェア側面からアプローチし、具体的な活動について解説する。

講師プロフィール

大手半導体設計製造メーカにて超高速ICの設計に従事。大手精密機器メーカに入社後、産業用ロボットのソフトウェア開発チームに参画。機能安全規格IEC 61508に準拠した社内規定への改編やソフトウェア開発プロセスの構築、ソフトウェア品質の向上などの活動を行った。現在、LRQAにて機能安全規格に関する教育研修の構築やアドバザリー業務を行っている。

16:15~17:20
A-4
招待講演16:15~16:45
効率的な機能安全対応のための対処指針と技術
名古屋大学
未来社会創造機構 教授
大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター
高田 広章
講演概要

本講演では,ISO 26262に効率的に対応するために,開発プロセス策定にあたっての留意点やトップダウンの安全コンセプトの重要性などについて述べた後,そのために必要な技術として,安全関連系の限定,ASILデコンポジション,ソフトウェアパーティショニング技術,トレーサビリティの意義などについて述べる。

講師プロフィール

名古屋大学未来社会創造機構教授.東京大学助手,豊橋技術科学大学助教授等を経て,2003年より名古屋大学大学院情報科学研究科教授.2006年より附属組込みシステム研究センター長を兼務.博士(理学).組込みシステム開発技術の研究に従事.オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰.

一般講演16:45~17:20
安全系、非安全系の統合と、QNXの機能安全ソリューション
QNXソフトウェアシステムズ株式会社
オートモーティブビジネスデベロップメント
マネージャ
中鉢 善樹
講演概要

QNXでは、2014年10月、ISO 26262のASIL Dを取得した車載用OSをリリースした。今後進むであろう、統合コックピットやADASシステムの開発、ならびに安全系と非安全系の統合化に対して、現実的な開発費でシステムを構築するか、OSを含むソフトウェアの視点で議論する

講師プロフィール

1978年、クラリオン株式会社入社、ナビゲーション開発に従事。1999年、北米にてAutoPCをリリース。2009年、エレクトロビット日本に入社、HMIツール、ナビゲーションコアの国内展開。2012年、QNXソフトウェアシステムズ入社。アジア太平洋地区自動車分野のビジネスデベロップメントを担当。

B-4
招待講演16:15~16:45
ルネサスが考えるクルマのセーフティ&セキュリティ
~クルマの安全・安心を実現するセーフティ・セキュリティのサポート・プログラム~
ルネサスエレクトロニクス株式会社
グローバル事業戦略統括部
車載事業担当 副統括部長
板垣 克彦
講演概要

近年、安全運転支援機能の高度化とともに、クルマのIT化・ネットワーク化により、車載制御システムのセーフティやセキュリティ対応が益々重要になってきている。本講演では、クルマの安全・安心を実現するルネサスの新たな取り組みとして、自動車向け機能安全とセキュリティのサポート・プログラムを中心に将来のクルマの安全性を展望する。

講師プロフィール

1980年に日本電気(株)に入社。マイクロプロセッサの商品企画及び応用技術開発を経験後、10年間米国にてIT関連企業や多くのベンチャー企業との共同事業立ち上げ。帰国後デジタル家電やモバイル関連のSOCシステム事業部長を経て、2010年にルネサスエレクトロニクスに統合後、車載分野を中心に経営層を補佐する全体事業戦略を担当。

一般講演16:45~17:20
車載電子機器開発における機能安全規格適用の効果的ソリューション
講演概要

車載電子機器ハードウェア開発環境に、ISO 26262で求められる機能安全検証機能を統合した業界唯一のソリューション「CR-8000 / ISO 26262 Verifier」、機能安全の解析作業を既存プロセスとの統合した上で、効率的に実施可能な「medini analyze」などを紹介します。

株式会社図研
EDA事業部
技術統括部長
早乙女 幸一
講師プロフィール

87年より、EDA業界にて電子機器の設計・検証・製造ツールおよびソリューションの開発に従事。ECUやワイヤハーネスなどの車載電子機器・電装品開発の効率化や高品質化・自動化技術などの企画・開発を担当。

株式会社ガイア・システム・ソリューション
営業統括部
ビジネスデベロップメント・マネジャー
甲斐 博
講師プロフィール

88年より、半導体・EDA業界にて検証・IPの啓蒙活動に従事。2012年より現職、主に機能安全・MBD・Redmineプラグインなどのツール群のプロモーションを担当。

17:20~18:50
P-1
情報交換会
懇親会 参加費:3000円(税込)

参加費は当日懇親会会場にて領収証とお引き換えにお預かりいたします。
お支払いは現金のみ、釣銭のないようご準備をお願いいたしします。