SDN/OpenFlowで何ができるのか
企業向けITインフラに3つの仮想化が果たす役割
サーバー仮想化は、すでに企業向けITインフラでは必須となった技術です。こうした仮想化サーバーを影から支えるストレージとネットワークそれぞれの仮想化もその必要性が認識され長足の進歩を遂げています。昨今ではSDN(Software Defined Networking)という概念および、それを実現する手段の1つであるOpenFlowが注目されています。サーバー仮想化と比べて遅れがちであったネットワーク仮想化を実現し、情報伝達経路のコントロールをソフトウェアで行おうというこの新しいネットワーク制御技術に期待が集まっています。
そこで、データセンター完全ガイドでは、サーバーを仮想化し、ストレージやネットワークまでも仮想化する必要性の背景や現場での課題、それらを実現・解決する最新技術の現在とこれからをデータセンター事業者、ITアウトソーシング事業者、企業IT部門、システム開発運用に携わる方々に解説するセミナーを企画いたしました。
- 最新技術による仮想化は、企業向けITインフラにどのようなメリットをもたらすのか?
- サーバーの仮想化
- ストレージの仮想化
- ネットワークの仮想化 - SDN/OpenFlowとは?
- 最新技術による仮想化は、何ができて、今後どうなるのか?
最新の企業向け仮想化ITインフラをご理解いただけるイベントです。ぜひ、ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
【基調講演】 SDNで実現できること、できないこと ~SDNはデータセンターネットワークに適しているのか~ |
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SDN(Software Defined Network)が昨今から脚光を浴びており、クラウド構築におけるデータセンターネットワークへの適用が注目されている。 特に、企業ユースとして広く用いられているIaaSクラウドでは、データセンター間をまたがった柔軟かつ動的なネットワーク環境が求められている。 本講演ではクラウドにおいて求められるデータセンターネットワークの課題を整理し、SDNを用いることで解決できること、できないことを明確にする。 一部ではSDNの一例であるOpenFlowがすべてを解決できる魔法の技術のような扱われ方をしている。実際には、現時点のOpenFlowには限界がある。 現在のOpenFlowの技術・製品動向ならびにOpenFlowネットワーク構築実経験に基づき、これらの点を明らかにする。 SDNがもつ可能性と特性を的確に理解するため、新たなネットワークアーキテクチャのとしてのSDNを、実運用と学術の両面からアプローチし、解説する。 東京大学情報基盤センター |
開催概要
テーマ | データセンターコンファレンス2012 Autumn 3つの仮想化、その最新技術 ~サーバーの仮想化からネットワークの仮想化まで~ |
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日時 | 2012年9月27日(木) 10時15分~16時10分(受付開始 9時45分~) |
会場 | ベルサール八重洲(東京) 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファースト フィナンシャルビル2F http://www.bellesalle.co.jp/bs_yaesu/access.html |
受講料 | 無料(事前登録制) |
参加対象 | データセンター事業者、ITアウトソーシング事業者、情報システム部門の責任者・スタッフ、その他ネットワークエンジニアなど |
定員 | 300名 |
主催 | 株式会社インプレスビジネスメディア「データセンター完全ガイド」 |