満席のため事前登録の受付を終了させていただきました。
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る
グローバル展開を前提にした基幹ビジネスの拡大や新規ビジネスの創出といった“攻め”の課題と、事業継続やコンプライアンスの体制強化、コスト削減といった“守り”の課題。厳しい市場競争を勝ち抜くうえで今日の企業がなすべき課題は多岐にわたりますが、それらの解決にあたって、経営戦略としてのIT活用が重要かつ不可欠であることは言うまでもありません。
これらの経営課題にこたえうるITインフラを、企業はいかにして調達し活用していくか――。経営者やCIOの問題意識が今、データセンターのあり方に大きな変革を求めています。ITの進化に目を向ければ、企業におけるクラウドコンピューティングの活用がこの数年で大きく進展し、企業のITインフラの設計・構築・運用を考えるうえで、今や欠かすことのできないファクターとなりつつあります。
踏まえて、今の時代、ビジネスに資するデータセンターはどうあるべきなのでしょうか。企業の要請とITの潮流遷移の両面から強く求められているのは、利用する企業のビジネス要件に応じて、柔軟かつスケーラブルにインフラ/リソースを提供できる“サービスとしてのデータセンター”だと言えます。言い換えれば、データセンター事業者の側には、サーバーやストレージ、業務システムを収容する固定的な“ファシリティとしてのデータセンター”という旧来の概念・モデルからの転換が迫られているわけです。
国内唯一のデータセンター専門メディア「データセンター完全ガイド」が主催する「データセンターコンファレンス」は、データセンターが今後進むべき指針のヒントとなるようなテクノロジー、ファシリティ、ビジネス/サービスモデルの最前線をお伝えするイベントです。業界の識者・専門家によるセッションを用意し、データセンター関連サービスの課題解決を図る新たな技術動向や、利用企業に対し付加価値を提供できるソリューションやノウハウなどを総括します。
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」を実現するうえで、来場いただいた皆様に価値の高い情報を提供してまいります。ぜひご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
テーマ | データセンターコンファレンス2014 Winter クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る |
---|---|
日時 | 2014年12月4日(木)11:00~15:35(受付開始10:30) |
受講対象 |
など
|
会場 | ベルサール八重洲(東京) 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル2F http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_yaesu/access.html
|
定員 | 150名様 |
主催 | 株式会社インプレス「データセンター完全ガイド」 |
受講料 | 無料(事前登録制) |
基調講演 | |
---|---|
11:00 | 11:50 (50分) |
~運用改善だけでは弱い~ 講演概要 測定できないものは、改善できない。 電力料金が今後ますます高騰していくであろうこともあり、温度や湿度、冷却を含めた電力消費を測定しているケースも多いだろう。また、CPUやストレージ、ネットワークをはじめとする各種リソースについても使用率を測定、的確な性能確保や将来の増強の指標としている場合も多いだろう。 こうした測定を含めたPDCAサイクルは、結果的に効率を上げて改善、コストを削減してくれる。 しかし、測定で集めたデータの活用目的は、効率やコスト削減だけなのだろうか? 今回の講演では、さくらインターネットが実践している測定のあらましをご講演いただき、実際の測定現場での苦労、膨大な収集データを分析する際に採用したビッグデータ技術、目的であるコスト把握・競争力強化のための着目点をご披露いただく。 講師 さくらインターネット株式会社 須藤 武文 氏 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ 神林 飛志 氏 |
セッション1 | |
11:50 | 12:30 (40分) |
スマートでセキュアなクラウドネットワーク構築法 講演概要 目まぐるしく変化するビジネス環境に適合し、成長を継続するためには、弾力性と柔軟性に富むオンデマンド・クラウド環境の構築が求められています。 本セッションでは、単一のベンダーにロックインされないスマートでセキュアなクラウドネットワークの構築法について解説するとともに、マクニカネットワークスの真に使えるパフォーマンス測定サービスをご紹介致します。 講師 ジュニパーネットワークス株式会社 森本 昌夫 氏 マクニカネットワークス株式会社 澤 勇樹 氏 |
ランチョンセッション | |
12:45 | 13:00 (15分) |
※軽食をご用意いたします。 データセンターサービス・採用企業・ユーザー企業動向2014 講演概要 この秋(9月)に発行された『データセンター調査報告書2014』をベースに、現在実際に市場で提供されているデータセンターサービスの動向やユーザー(企業)の利用動向、サービス選択の際の評価ポイントなどについて各種調査結果を紹介します。 ベースとなる同報告書は2007年から毎年発行しているため「定点観測」といった側面があり、最新の調査結果だけでなく、過去に遡ったトレンド分析も紹介します。 本年度版から他のレポートなどが「追随できない」調査の結果を掲載。データセンターサービスを「本気で探している」ユーザー企業を対象とした調査で、選定時のユーザー企業における評価ポイントはもちろん、採用・不採用・継続検討などといった調査結果の中からハイライトを中心に紹介します。 講師 株式会社インプレス 池田 健二 |
セッション2 | |
13:10 | 14:10 (60分) |
【逐次通訳付き】 データセンター市場の3つの主要トレンドから予測する 講演概要 データセンター事業者は、今後数年も、“ビッグデータ”、“モバイルコンピューティング”、“クラウドサービス”などのソフト戦略の策定を進めていく一方、エネルギー効率とセキュリティーにも注力し続けるでしょう。ここでは、近い将来のデータセンター像を示唆する、次の3つの包括的なトレンドに注目します。 トレンド1:主流となりつつあるSDE (Software-defined-everything)では、モジュール化や簡潔なデータセンター設計が必要とされています。 トレンド2:NSA(National Security Agency)によるデータ監視の一件が、データセンター事業者の設備強化を促したように、データセンターにおけるセキュリティーの重要性は、新たな水準へと至っています。 トレンド3:データセンター事業者は、設備スペースとCO2排出量の削減のための新たな手法を、継続的に試みています。 また、本講演では、最も持続的なトレンドのひとつである給電と冷却方法の代替案を採用し、成功した事例として、アイオワ州アルトゥーナのFacebookのデータセンターについてもご紹介します。 講師 ABB株式会社 ニコ・ニノフ 氏 |
セッション3 | |
14:15 | 14:55 (40分) |
次世代データセンターの根幹を支えるネットワーク 講演概要 昨今の日々大きく変化するビジネス要求を満たす為に、ITの仮想化・クラウド化が本格化し、これらを支えるデータセンターはソフトウェア定義による柔軟な構築・運用が求められるようになってきています。根底となるDCネットワークに関してもこれまでとは違った視点で適切に設計・導入していく必要があります。本セッションではこれからのDCネットワークに必要となる要件とその具現化についてご紹介します。 講師 アリスタネットワークスジャパン合同会社 野田 真 氏 協賛:テクマトリックス株式会社 |
特別講演 | |
15:05 | 15:35 (30分) |
~将来あるべき姿~ 講演概要 データセンターの効率化・自動化、さらに安全性の向上に向けて、ファシリティー管理、エネルギー管理の面でも「次世代の姿」や「将来あるべき姿」を追求しなければならない時代を迎えています。 データセンターに限らず、今までの建物のビル管理・制御システム(BEMS)はクローズドシステムを前提として、サイバー攻撃などのリスク対策は組み込まれてきませんでした。 しかし、すでにBEMSは遠隔モニタリング、異常のメール通知などといった外部ネットワークに接続された運用が始まっています。さらに今後「スマートシティ」づくりが進んでいくと複数の建物・設備の総合管理、クラウド化はさらに進むと思われます。 本講演では、日本データセンター協会(JDCC)ファシリティ・インフラWGで新たにフォーカスしている電源、空調、ファシリティー、ビルの制御方法について、次世代の姿、将来あるべき姿、オープン化、セキュリティについてのあらましやその活動をご紹介します。 講師 日本データセンター協会(JDCC) 後神 洋介 氏(竹中工務店) |
※ タイムテーブルは、若干変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
事前登録の上、当日ご出席の方全員へ『データセンター完全ガイド2014年秋号』プレゼント!
50音順
東京都中央区八重洲1-3-7
八重洲ファーストフィナンシャルビル2F