データセンターコンファレンス2015 Autumn クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る|2015年9月25日(金)|ベルサール八重洲(東京)

満席のため、本コンファレンスの事前登録は終了させていただきました。
恐れ入りますが、当日登録はございませんので、ご了承のほどお願い申し上げます。
次回は12月に開催させていただきます。
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る

企業が国内外の市場/顧客ニーズの変化をとらえながらビジネスを俊敏・柔軟に展開し、規模を順調に拡大・成長させていく――その過程で、経営戦略としてのIT活用が重要かつ不可欠なテーマであることは言うまでもありません。データやシステム、アプリケーションの安全な格納・管理・運用を担うデータセンターは、今や単なるITの基盤にとどまらず、企業が手がけるあらゆるビジネスの基盤となるものです。

ITと経営の基盤たる「ビジネスに資するデータセンター」はどんな姿であるべきなのでしょうか。利用企業からの多様なニーズと、クラウドコンピューティングの進展をはじめとするITの潮流遷移の両面から、今、強く求められているのは、ビジネス要件に応じて柔軟かつスケーラブルにITインフラ/リソースを提供・展開できる“サービスとしてのデータセンター”だと言えます。言い換えれば、データセンター事業者の側には、サーバーやストレージ、業務システムを収容する固定的な“ファシリティとしてのデータセンター”という旧来の概念・モデルからの転換が迫られているわけです。

国内唯一のデータセンター専門メディア「データセンター完全ガイド」が主催する「データセンターコンファレンス」は、データセンターやクラウドサービスを形成するテクノロジー、ファシリティ、ビジネス/サービスモデルの最新潮流をお伝えする定期イベントです。業界各領域の識者・専門家によるセッションでは、データセンターやITインフラにまつわる課題解決を図る新たな技術動向やノウハウ、利用企業に対し付加価値を提供するソリューションなどをわかりやすく解説いたします。

クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」を実現する事業者と、それを活用する利用者。当コンファレンスにご来場いただいた皆さまにとって価値の高い情報を発信してまいりますので、ふるってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

株式会社インプレス データセンター完全ガイド 編集長 河原 潤

開催概要

イベント名
データセンターコンファレンス2015 Autumn
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る
日時
2015年9月25日(金)13:00~16:40(受付開始12:30)
会場
東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル3F(地図を見る
  • 「日本橋駅」 A7出口 直結(東西線・銀座線・浅草線)
  • 「東京駅」 八重洲北口 徒歩3分(JR線・丸ノ内線)
受講料
無料(事前登録制)
参加対象
  • データセンター事業者
  • ITアウトソーシング事業者
  • 情報システム部門の責任者・スタッフ
  • その他ネットワークエンジニア
※本コンファレンスは、上記の方を主な対象としています。上記以外のお客様、ならびに弊社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様など、お申し込みにあたりましては業種、職種などを含めた弊社基準による判断により、参加のご希望に沿えない場合がございます。また、コンサルティング関連のお客様、および個人、学生のお客様にはお申し込みいただけません。あらかじめご了承ください。
募集人数
150名様
主催
URL
コンファレンス情報ページ
http://www.impressbm.co.jp/event/dcc2015autumn/
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
TEL:03-6804-1432
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

13:00~13:50
基調講演
データセンター事業者にとってのAWSの使いどころ
~AWSを支えるエコシステムの最新動向から見えるもの~
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 エンタープライズ エバンジェリスト 渥美 俊英 氏
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
エンタープライズ エバンジェリスト
渥美 俊英
講演概要

アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービスは、重要な基幹業務システムからクラウドならではの新しいサービス事業まで、数多くのユーザ企業に採用されております。

この背景には、様々なパートナーによるエコシステムの存在が欠かせません。これがAWSクラウドの価値をさらに高めているとも言えます。一般に、データセンター事業はAWSクラウドの競合と思われがちですが、実は様々なエコシステムが考えられます。

本講演では、データセンター事業者、ITアウトソーシング事業者の方々に向けて、AWSを取り巻くエコシステム、および、AWSを利用するビジネスの可能性に関して、最新動向をもとに解説いたします。

本講演最後に、東京大学の江崎教授をモデレーターとした質疑応答の時間を設けております。事前に募集したご質問に加えて会場からのご質問も受け付け、ご講演いただいた様々なエコシステムならびにビジネスの可能性について追求、理解を深めていただきます。

東京大学 情報理工学系研究科 教授 江崎 浩 氏
東京大学
情報理工学系研究科
教授
江崎 浩
13:50~14:30
セッション1
データセンターに求められる“スピード”と“流動性”
講演概要

ユーザーファーストの時代、企業経営の競争力を高めるにはスピードが重要と言われています。多様化するユーザーのニーズをタイムリーに実現するために、DCに必要なものは何か?

日商エレクトロニクスとジュニパーネットワークスが考える、これからのデータセンターに求められるスピードを実現する機能と役割を実際の事例を交えながら紹介いたします。

日商エレクトロニクス株式会社
マーケティング本部 第一マーケティング
部長
細井 達夫
14:40~15:20
セッション2
データセンターは火山噴火とどう向き合うべきか
講演概要

火山の噴火が発生した際に生じる事象が、社会一般にどのような影響を与え、とりわけデータセンターにおいてどのような被害をもたらす可能性があるかをまとめる。そして今データセンターが向き合うべき事象を特定し、被害を軽減するための方策について、当社の提言を述べる。

方策については、ファシリティの構築と運用の双方の観点で総合的に考察し、噴火被害の考慮がなされたデータセンター像を示す。

株式会社NTTファシリティーズ DC&BCPプロジェクト本部 本部長 川口 晋 氏
株式会社NTTファシリティーズ
DC&BCPプロジェクト本部
本部長
川口 晋
15:20~16:00
セッション3
データセンターサービス・採用企業・ユーザー企業動向2015
~データセンター調査報告書2015(インプレス刊)から~
講演概要

この秋に発行される『データセンター調査報告書2015』をベースに、市場で提供されているデータセンターサービスの動向やユーザー企業の利用動向ならびに今後の意向、サービス選択の際の評価ポイントや想定予算などについて調査結果ハイライトを紹介します。

ベースとなる同報告書は2007年から毎年発行していて「定点観測」といった側面があり、最新の調査結果だけでなく、過去に遡ったトレンド分析も紹介します。

本年度版でも、他の調査が追随できない「ユーザー企業における具体的なサービス選択」調査の結果を掲載。データセンターサービスを「本気で探している」ユーザー企業を対象とした調査で、選定時のユーザー企業における評価ポイントや想定予算、採用・不採用・継続検討をいつ頃決定するのかなどといった調査結果の中からハイライトを中心に紹介します。

『データセンター調査報告書2015』表紙画像
株式会社インプレス
データセンター完全ガイド
池田 健二
16:10~16:40
特別講演
データセンターの環境に対する貢献と社会的責任
日本データセンター協会(JDCC)
環境政策WGリーダー
三輪 耕司
講演概要

日本データセンター協会(JDCC)では環境性能に優れたデータセンターの普及促進を目指し、東京都と協力して、データセンターの認定制度および助成事業を開始しました。

また、データセンターにおける環境性能を客観的に図る指標作りについても検討を続けています。

本講演では、データセンターの環境に対する貢献と社会的責任という点を踏まえて、データセンターの認定制度と助成事業、さらに環境評価の指標作りを含めて、取組状況をご紹介いたします。