データセンターコンファレンス2015 Spring クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る|2015年3月18日(水)|東京・八重洲

本イベントは終了しました。多数のご来場ありがとうございました。
データセンターコンファレンス2015 Summerは6月下旬の開催予定です。
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る

企業が国内外の市場/顧客ニーズの変化をとらえながらビジネスを俊敏・柔軟に展開し、規模を順調に拡大・成長させていく――その過程で、経営戦略としてのIT活用が重要かつ不可欠なテーマであることは言うまでもありません。データやシステム、アプリケーションの安全な格納・管理・運用を担うデータセンターは、今や単なるITの基盤にとどまらず、企業が手がけるあらゆるビジネスの基盤となるものです。

ITと経営の基盤たる「ビジネスに資するデータセンター」はどんな姿であるべきなのでしょうか。利用企業からの多様なニーズと、クラウドコンピューティングの進展をはじめとするITの潮流遷移の両面から、今、強く求められているのは、ビジネス要件に応じて柔軟かつスケーラブルにITインフラ/リソースを提供・展開できる“サービスとしてのデータセンター”だと言えます。言い換えれば、データセンター事業者の側には、サーバーやストレージ、業務システムを収容する固定的な“ファシリティとしてのデータセンター”という旧来の概念・モデルからの転換が迫られているわけです。

国内唯一のデータセンター専門メディア「データセンター完全ガイド」が主催する「データセンターコンファレンス」は、データセンターやクラウドサービスを形成するテクノロジー、ファシリティ、ビジネス/サービスモデルの最新潮流をお伝えする定期イベントです。業界各領域の識者・専門家によるセッションでは、データセンターやITインフラにまつわる課題解決を図る新たな技術動向やノウハウ、利用企業に対し付加価値を提供するソリューションなどをわかりやすく解説いたします。

クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」を実現する事業者と、それを活用する利用者。当コンファレンスにご来場いただいた皆さまにとって価値の高い情報を発信してまいりますので、ふるってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

株式会社インプレス データセンター完全ガイド 編集長 河原 潤

開催概要

イベント名
データセンターコンファレンス2015 Spring
クラウド時代の「ビジネスに資するデータセンター」、その姿と解を探る
日時
2015年3月18日(水)13:00~17:20(受付開始 12:30)
会場
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル3F
  • 日本橋駅 A7出口 直結(東西線・銀座線・浅草線)
  • 東京駅  八重洲北口 徒歩3分(JR線・丸ノ内線)
受講料
無料(事前登録制)・一部招待制
参加対象
  • データセンター事業者
  • ITアウトソーシング事業者
  • 情報システム部門の責任者・スタッフ
  • その他ITエンジニア・ファシリティエンジニアなど
※本イベントは、弊社およびスポンサー各社との競合関係、業種、職種などを含めた弊社基準による判断により、参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
募集人数
150名様
※定員に達したため、受付は終了させていただきました。
主催
URL
カンファレンス情報ページ
http://www.impressbm.co.jp/event/dcc2015spring/
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
TEL:03-6804-1432
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

13:00~13:50
基調講演
進化を続けるデータセンターインフラ in 2015
東京大学
情報理工学系研究科
教授
江崎 浩
講演概要

ビジネスにおいて、また、一般の社会生活においても、インターネットとIT は、すでに社会インフラである。

そうしたインフラの一端を担っているデータセンターは、ビジネスに必須の要素であり、また、東日本大震災以降にその重要性が社会一般にも認識され、災害時にも停まらないことが期待されている。そうした期待に応えるために、データセンターはさらなる進化を続けていかなければならない。

一方、エネルギーを大量に消費するデータセンターは環境に配慮する必要があり、また、今後上昇する一方のエネルギー価格に対応するため、より一層その抑制に取り組まねばならない。

ITとその要であるデータセンターは日本国内だけに留まらず、国際関係、特に膨大な人口を抱え、今後ますます勃興するアジアを含めた幅広い視点が必要である。

本公演では、今後期待されるデータセンターのイノベーションに関して知識・見識の一端をご披露いただき、将来を見据えて議論する。

13:50~14:30
セッション1
クラウドサービス事業者が選定したウェブスケールなコンバージドインフラNutanixの導入効果の検証
講演概要

土砂災害監視システムや地盤情報データベースをクラウドサービスとして提供している応用リソースマネージメント株式会社より、仮想化基盤として導入したハイパーコンバージドインフラであるNutanixをご紹介いたします。簡単導入、スケールアウトのし易さ、運用管理削減効果、BCP/DR対策等、様々なメリットをご確認ください。

応用リソースマネージメント株式会社
ジオクラウド事業部
取締役CIO
大和 哲
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
エンジニアリング部 第2グループ
五十嵐 章義
14:40~16:00
セッション2
ITとファシリィテイの統合制御に向けて
講演概要

本講演では、統合制御に向けて必要となるポイントを整理しながら、現状、事例、調査結果などを織り交ぜて解説し、将来に向けてのビジョンについて、ファシリティの雄であるシュナイダーエレクトリックと、CPU・半導体世界最大手のインテルの両社に、ファシリティとITの両面から、それぞれご講演いただきます

シュナイダーエレクトリック株式会社
ソフトウェア グループ プロダクト
マネージャ-Data Center Infrastructure Management(DCIM)
鈴木 良信
インテル株式会社
セールス&マーケティング・グループ データセンター・ソリューションズ
ビジネス・デベロップメント・マネージャー
高木 正貴
16:00~16:40
セッション3
シリコンデータセンター実現への最後のピース、Pure Storageオールフラッシュアレイ
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
マーケティング部長
阿部 恵史
講演概要

ビジネスに貢献できるIT基盤には、刻々と変化するビジネス環境への即応性が必須となります。それを担保するシリコンデータセンターの実現にはストレージがボトルネックでしたが、オールフラッシュストレージの登場がその問題を解決します。単なるパフォーマンスの向上に留まらず、ストレージの管理・設計のあり方やTCOの考え方を根本的に変えるPure Storageのオールフラッシュアレイの革新的技術とビジネス価値をご紹介します。

16:50~17:20
特別講演
日本のデータセンター産業が国際社会に果たす役割とは?!
日本データセンター協会(JDCC)
グローバルアライアンスWGリーダー
泓 宏優
講演概要

日本データセンター協会(JDCC)では、データセンターにおける省エネ指標の国際的な標準化に貢献するため、環境基準測定のガイドラインや省エネ関連資料などを国内外に公表しています。

本講演では、それらも含め、日本のデータセンター産業界が今後の国際社会に対していかに貢献するかを、これまでの経緯を含めてご紹介いたします。