日本企業の海外投資は、これまでの中国一辺倒の時代を終えました。同時に、ODAを中心としたバラマキ型のビジネスも通用しなくなりました。グローバル市場において今後、日本企業が十分な競争力を得るためには、それを支える”真のグローバルリーダー”の育成が不可欠です。
真のグローバルリーダーになるには、英語力や専門領域の知識だけでは足りません。現地の人材と信頼関係を築け、競合相手に互して交渉できるだけの手腕が求められます。そのためには、海外の人材と変わらぬ情報収集力や情報分析力が欠かせません。
IT Leadersサイトの連載小説『真のグローバルリーダーになるために』の筆者であり、大手企業のグローバル展開を支援する海野惠一氏自らが、最新ニュースを題材に、そのニュースの読み解き方や、そのために必要な背景情報のほか、現地の人材との信頼関係をどう確立するかについて解説します。
グローバル人材の育成に取り組む企業は多いものの、何を育成の中心に据えて体系化するかについては試行錯誤が続いています。そうした中で海野さんには、海外グループ会社を含めた社内研修の講師として幾度となく登壇をお願いしてきました。
海野さんが発するコメントには、今世界で何が起きているのか、日頃の報道からだけでは分からない分析と鋭さが含まれています。1つひとつの事象をどのように集め分析するのかは、自身の考えを整理するのにも役立ちます。真のグローバルリーダーになるために、自身に備わっているものは何か、これから獲得しなければならないものは何か。新たな視座が明らかになり、グローバルに活躍するための1つの契機になるでしょう。
私の中国駐在は海野社長による大連での研修から始まりました。中国人のメンタリティーを理解した上での労務管理の重要性を学べたことや、海野社長から紹介を受けた方々の支援もあり、5年間の駐在中に、シノペックとの合弁会社を含め4社を設立し、1社を増資・拡大できました。
海野社長の知見・信念は、米国企業での経験と、アジア各国を自在に飛び回る行動力によるものであり、世界で通用するグローバルリーダーに必要な人間力や世界観の形成の大きな助けになるはずです。日本のメディア報道からは、決して知ることができない世界を学んでください。
開催概要
| イベント名 |
「真のグローバルリーダーになるために」
あなたの情報収集・分析力ではグローバル競争に勝てない
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| 日時 |
2016年3月9日（水）18:00～20:30（受付開始 17:30）
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| 会場 |
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
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| 受講料 |
3,000円（税込）Peatixによる事前決済
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| 来場者層 |
グローバル事業に取り組む担当者、戦略企画部門、および将来のグローバル事業におけるリーダー候補者など
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| 定員 |
50名（最低催行人数：30名）
最低人数に達しない場合は、開催を中止させていただく場合があります。 |
| 主催 |
株式会社インプレス（IT Leaders編集部）
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| URL |
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| お問い合わせ先 |
よくあるご質問
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参考：チケット申込み後にメールは届きますか？
講師プロフィール
2001年からアクセンチュアの代表取締役を務める。同社顧問を経て2005年3月退任。在任中の2004年にスウィングバイを設立し、代表取締役社長に就任。経営者や経営幹部に対する真のグローバルリーダーの育成研修を実施するほか、中国並びに東南アジアでの事業推進支援と事業代行を手がけている。「海野塾」を主宰し、毎週土曜日に日本語と英語での講義を継続。リベラルアーツを通した大局的なものの見方や、華僑商法をはじめとする世界の商法を熟知しているほか、日本の精神を研磨し日本人としての確たるアイデンティティを持つことの重要性を塾生や多くの経営者に伝えている。著書に『これからの対中国ビジネス』（日中出版）、『日本はアジアのリーダーになれるか』（ファーストプレス）がある。
