世界の有力企業がこぞって注目するM2M/IoTの衝撃~これを知らなければ次のビジネスはない~M2M/IoT経営者向けセミナー

米国ではGM、GEやGoogle、Amazonなどの有力企業が、こぞってM2M/IoTによる次世代ビジネスを打ち出しています。例えば、GEをはじめ、IBMやシスコシステムズ、インテル、AT&TなどがCPS(Cyber Physical System)を活用して国際競争力を強化するため、IIC(Industrial Internet Consortium)を立ち上げ、製造業のイノベーションに取り組んでいます。

一方、ドイツでは、第4の産業革命として「インダストリー4.0」と名付けた取り組みを、国を挙げて推進し、M2M/IoT技術を使うことで製造業における生産性向上を目指しています。

さらに日本では、産業競争力の柱を失わないために政府が改訂する日本再興戦略において、IoT導入による具体策が成長戦略の命運を分けると言われています。

今回のセミナーでは、各企業の経営者、経営戦略・企画部門や新規事業関連部門の皆様に対して、企業の生き残りをかけたM2M/IoTビジネスの展開を紹介していきます。

当セミナーは定員に達しましたので参加登録を締め切らせていただきます。
多くの参加申し込みありがとうございました。

開催概要

イベント名
世界の有力企業がこぞって注目するM2M/IoTの衝撃
~これを知らなければ次のビジネスはない~
日時
2015年7月22日(水)10:30~16:30
会場
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1(地図を確認する
受講料
無料(事前登録制)
受講対象
  • 経営陣
  • 経営企画部門
  • 経営戦略部門
  • 新規事業立案部門
  • その他経営関連者対象
定員
300名
主催
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
Mobile Computing Promotion Consortium(MCPC)
協力
株式会社インプレス、株式会社 新社会システム総合研究所
後援
東京商工会議所
URL
イベント情報ページ
http://www.impressbm.co.jp/event/mcpc2015/
お問い合わせ先
MCPC事務局
〒105-0011
東京都港区芝公園3-5-12 長谷川グリーンビル2階
TEL: 03-5401-1935

タイムテーブル

10:30~10:45
開会の挨拶
MCPC 幹事長 畑口 昌洋
10:45~11:30
特別講演
CPSによるデータ駆動型社会に向けて
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長
佐野 究一郎
講師プロフィール

昭和45年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、平成6年に通商産業省(現経済産業省)に入省。内閣官房知的財産戦略推進事務局、富山県商工労働部長、大臣官房政策審議室企画官などを経て、昨年10月から現職。

講演概要

今般、ビッグデータ、AI、IoTの進展により、産業・分野の壁を超えたデータの利活用が可能となり、ビジネスモデルの変革が始まっています。

経済産業省は2014年の末に審議会を立ち上げ、その課題と対応策について議論を行って参りました。本講演では、2015年5月に取りまとめられた中間報告について紹介いたします。

11:35~12:25
M2M/IoTが加速する新たなビジネスイノベーション
富士通株式会社 ネットワークサービス事業本部 IoTビジネス推進室長
須賀 高明
講師プロフィール

立教大学理学部物理学科卒業後、富士通株式会社に入社し、ネットワーク機器の開発、大規模ネットワークシステムの構築を多数経験し、新しいネットワークビジネスの企画も推進。2010年同社のM2Mビジネスを立ち上げ、2014年6月から現職。

講演概要

従来からある業務システムとM2M/IoTによって新たに形成させるビッグデータとが融合することにより、新たなビジネスイノベーションが起きています。今回はM2M/IoTの実践事例を紹介し、実際に企業がどのようなイノベーションを起こそうとしているのかお話します。

12:25~13:15
ランチセミナー
IoT/M2Mが切り拓く未来と課題
NTTコミュニケーションズ株式会社 技術開発部 担当課長
境野 哲
講演概要

IoTの市場は2018年に1兆円規模になると予測され、スマートメーター、監視機器、自動車関連、物流分野などでの拡大が見込まれます。一方、これらは、災害・故障・運用ミス・サイバー攻撃といったリスクに日々さらされており、設備の老朽化やグローバル化による維持管理コスト上昇も課題となっています。このセッションでは、そうした課題の解決に向けた取り組み例をご紹介し、今後の対策を考える参考材料をご提供します。

13:15~14:00
特別講演
M2M/IoTの衝撃
デジタル時代の経営者が知っておくべきパラダイムシフト
アクセンチュア株式会社 アクセンチュア アナリティクス日本統括 マネジング・ディレクター
工藤 卓哉
講師プロフィール

慶應義塾大学商学部を卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。経営コンサルタントとして活躍していたが、政策立案や市場制度設計に通じていなければ、本当の意味で事業戦略を立てることはできないとの想いから、公共政策を学ぶため退職留学。コロンビア大学 公共政策学修士号取得、カーネギーメロン大学 情報工学修士号取得。ブルームバーグ市長政権下のニューヨーク市で統計ディレクター職を歴任。2011年5月に帰国。2014年12月から現職。

講演概要

デジタル化時代が本格的に到来しています。あらゆるものがつながり合い、人類が有史以来生み出してきたデータ量を凌駕するデータがわずか2年で生み出されるこの時代に、企業は経営の在り方を根本から変革する必要に迫られています。もはや個社単独で生き残るのではなく、最終的な顧客価値や成果を実現するデジタル・エコシステムを業界横断で構築する必要があります。アクセンチュアで「We Economy」と呼ぶこの考え方について、世界の先進事例の紹介を含め、日本企業への示唆を紹介いたします。

14:05~14:50
海外事例にみるM2M/IoTが及ぼす経営変革
PTCジャパン株式会社 製品事業部 執行役員
成田 裕次
講演概要

保守契約や補修部品の売上増加を主目的として製品からの情報収集や遠隔保守を実装してきた従来型のM2M/IoTから、事業経営のあり方そのものを変革させるような事例が海外で散見されるようになってきました。

このセッションでは、弊社のM2M/IoTソリューションの海外事例をご紹介するとともに、海外のエクセレント・カンパニーがM2M/IoTを活用して近い将来に描いている事業像をご紹介いたします。

14:50~15:05
休憩
15:05~15:50
特別講演
データ活用が創る未来社会への対応法
東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授
稲田 修一
講師プロフィール

1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院工学研究科修士課程修了(情報工学専攻)、米国コロラド大学大学院修士課程修了(経済学専攻)。

1979年、郵政省(現:総務省)入省。以来、モバイル、ユビキタス、セキュリティ、情報流通など情報通信分野の政策立案や技術開発、標準化業務などに従事。大臣官房審議官を経て2012年に総務省を退官。東京大学では、ビッグデータやM2M/IoTのビジネスモデルや価値を研究。総務省情報通信審議会専門委員、科学技術振興機構領域アドバイザー、長崎県異業種交流会アドバイザーなどとしても活動。

近著に「ビッグデータがビジネスを変える」(アスキー新書)、日本民間放送連盟・研究所編「スマート化する放送」(寄稿)(三省堂)、M2M/IoT教科書(監修)(インプレス)など。

講演概要

多くの人々はまだ気付いていませんが、データ活用によってビジネスや社会が大きく変わろうとしています。この変化に気付き、そしてM2M/IoTを活用してイノベーションを起こすことで、グローバルな競争に立ち向かい、企業を成長させることができます。

しかし、間違ってはいけません。イノベーションにつながるのは、データや技術起点の考え方ではありません。むしろ、未来社会を予測し、ビジネスや社会の課題解決をめざす取り組みの方です。また、世界ではイノベーションに対する理解も急速に変化しています。講演では、データ活用がもたらすビジネスや社会の変革、M2M/IoT活用の成功事例とポイント、イノベーション促進に必要な「三つのチェンジ」について話します。

15:55~16:25
MCPCによるM2M/IoTに関する今後の取組みについて
MCPC M2M/IoT委員長 瀬口 弘晴
MCPC M2M/IoT副委員長 (AM Telecom 日本法人 CEO) 土本 順久