「縁の下のIT基盤」から「競争優位獲得基盤」へ――デジタル経営時代の DC/クラウド、着眼点と注目技術 クラウド&データセンターコンファレンス 2017 Summer

本セミナーは満席のため、事前登録を締め切らせていただきました。
誠に恐れ入りますが、キャンセル待ちはお受けいたしておりません。
ご了承のほどお願い申し上げます。
デジタル変革期、IT基盤の良し悪しがビジネス成否の分かれ目に
DC/クラウド事業者とユーザー企業双方が「今なすべきアクション」を明らかにする

ICTを駆使したデジタルビジネスの本格化、自社資産を取り巻くセキュリティ脅威リスクの急増、クラウド基盤技術の成熟・普及といった諸要因によって、ユーザー企業の間で「ITインフラ」に対する認識がここ数年で大きく変わることとなりました。

「堅牢だが柔軟性や俊敏性に欠ける」「新たなセキュリティ脅威/事業継続上のリスクに対応できない」「ITスタッフが運用保守にかかりきり」……旧来のITインフラがビジネスの足かせになりうるケースが増えたことで、自社運用インフラのみならず、外部データセンターサービスやクラウド基盤サービスの活用に関して、ユーザーの機運が急速に高まっているのが今です。

今やデータセンター/クラウド基盤サービスの選択肢は国内外で無数にあります。その中から、多数のユーザーに選ばれるITインフラ/サービスとは、いったいどんな要件・機能を備えているのでしょうか。

今回のクラウド&データセンターコンファレンスは、「『縁の下のIT基盤』から『競争優位獲得基盤』へ――デジタル経営時代のDC/クラウド、着眼点と注目技術」と題して、データセンター事業者/クラウドサービス事業者とユーザー企業双方にとっての競争優位や差別化ポイント、それらを実現する主要技術・製品を詳らかにします。

株式会社インプレス データセンター完全ガイド 編集長
河原 潤

開催概要

イベント名
「縁の下のIT基盤」から「競争優位獲得基盤」へ
――デジタル経営時代の DC/クラウド、着眼点と注目技術
クラウド&データセンターコンファレンス 2017 Summer
日時
2017年6月20日(火) 11:00~17:25(受付開始 10:30)
会場
東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア3F
  • 都営三田線・新宿線 東京メトロ半蔵門線 神保町駅 A9出口 徒歩2分
  • 東京メトロ東西線 竹橋駅 3b出口 徒歩5分
  • 東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅 B7出口 徒歩7分
  • 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B7出口 徒歩7分
  • JR中央線・総武線 御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口 徒歩10分
受講料
無料(事前登録制)
参加対象
  1. ユーザー企業、SIer/NIerに最適なITインフラを提供するクラウド/データセンターサービス事業者
  2. 自社データセンター/ITインフラの設計・構築・運用に携わるユーザー企業の責任者・担当者
  3. ユーザー企業のITインフラ企画・選定・構築・運用を支援するSIer/NIer

上記以外のお客様、ならびに弊社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様など、お申し込みにあたりましては業種、職種などを含めた弊社基準による判断により、参加のご希望に沿えない場合がございます。当日お越しいただいても受講いただけませんので何卒ご容赦ください。

また、コンサルティング関連のお客様、および個人、学生のお客様はお申し込みいただけません。あらかじめご了承ください。

定員
150名
主催
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

11:05~11:55
(50分)
オープニング基調講演
デジタルが導くクルマと社会の未来――“攻め”の日産を支えるグローバルITインフラ構築・運用の実際
石島 貴司 氏
日産自動車株式会社
グローバルIT本部 ITアーキテクチャー&プロダクションサービス部
チーフITアーキテクト
石島 貴司
講演概要

2016年、グローバル生産台数・販売台数共に7年連続で過去最高を更新。ルノー・日産アライアンス総販売台数は996万1347台に達し世界4位に――自動車業界の変貌期に“攻め”の姿勢を崩さない日産。好調な業績を文字どおり支えるのが、中期IS/IT戦略「VITESSE」に基づき、日・仏・米の3拠点を軸に構築されたグローバルITインフラです。
オープニング基調講演には、日産自動車 グローバルIT本部 ITアーキテクチャー&プロダクションサービス部 チーフITアーキテクトの石島貴司氏が登壇。デジタルビジネスで求められる高い俊敏性・柔軟性を獲得すべく、クラウドや先端OSSも果敢に採用したグローバルITインフラの設計・構築の軌跡を詳らかにします。

12:15~13:05
(50分)
セッション1(ランチご用意)
ハイブリッドITを手軽に始められるHPEフレキシブルキャパシティ
山本 悠 氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクノロジーサポート営業統括本部 ソリューション開発本部 第二ビジネス推進部
シニアソリューションアーキテクト
山本 悠
講演概要

クラウドとオンプレミスを柔軟に利用したいというニーズにお応えした従量課金型オンプレミスソリューションをご紹介いたします。

※本セッションでは軽食・お飲み物をご用意しています。

13:15~13:55
(40分)
セッション2

※本講演は日商エレクトロニクス、アーバーネットワークスの2社提供の講演となります。

DDoS攻撃対策最前線~現場で何が起こっているのか?~
 氏
日商エレクトロニクス株式会社
ネットワーク&セキュリティ事業本部 アクセスネットワーク&セキュリティ事業部
門馬 崇
講演概要

DDoS攻撃のボリュームは年々大きくなり、とうとう800Gbpsの攻撃が報告されました。また、IoTデバイスをボット化した「Mirai」が猛威を振るっています。

一方、日本国内においても、DDoS攻撃専用装置の導入も急ピッチで進んでいます。本セッションでは、Arbor Networks社が提供するセキュリティレポートの最新版のご紹介とともに、実際の導入をされたお客様の事例についてご紹介をさせていただきます。

14:05~14:55
(50分)
アフタヌーン基調講演
[ユーザー・IT基盤技術・業界]の3動向から読み解く、クラウド/データセンターの今とこれから
林 雅之 氏
国際大学 GLOCOM 客員研究員
林 雅之
講演概要

デジタルトランスフォーメーション(DX)の機運で、企業が求める IT インフラ像が数年前とは様変わりしました。
そんな今のユーザーニーズに呼応する形で、ハウジング/コロケーション、パブリッククラウド、プライベートクラウド/オンプレミスといった ITインフラの選択肢のそれぞれで顕著な進展が見られます。
さらには、海外メガクラウドベンダーの攻勢、国内データセンター間の連携、物理・情報両面でのサイバーセキュリティなど、注視すべきトピックもさまざまです。
本講演では、国内外のクラウド/DC の動向を毎日発信し続けて 10 年目、国際大学 GLOCOM 客員研究員の林雅之氏が、[ユーザー・IT基盤技術・業界]の 3 動向から、この分野・業界の“現在のリアル”と“この先起こること”を示します。

講師プロフィール

クラウド・エバンジェリストとして、国内外のクラウド動向を中心に、市場自体の活性化・拡大に貢献する情報発信を行う。一般社団法人クラウド利用促進機構総合アドバイザー。著書に『オープンクラウド入門』(インプレスR&D)、『「クラウド・ビジネス」入門』(創元社)、『スマートマシン 機械が考える時代』(洋泉社)などがある。

14:55~15:35
(40分)
セッション3
急拡大が期待されるMSS市場を見逃さないための重要ポイントとは
猪股 修 氏
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
営業部
プリ・セールス・エンジニア
猪股 修
中北 裕二 氏
株式会社電算システム
IT営業部 IDC事業部
担当課長
中北 裕二
講演概要

急増するサイバー攻撃のリスクは企業における事業継続性の大きな課題となっています。そして、低コストで実現する効率の高い統合的なセキュリティ対策や運用管理を含めたマネージドサービスのニーズが急速に高まっています。本セッションでは、データセンタ事業者がサービスとして活用可能なソリューションをご紹介するとともに、既に多くの実績を持つ電算システム様の展開事例も併せてご紹介します。

15:45~16:25
(40分)
セッション4

※本講演はSCSK、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの2社提供の講演となります

~ユーザはセキュリティ面でクラウド利用が不安?~
クラウド・DC事業者が提供するセキュリティサービスのトレンドと実現方法
卯城 大士 氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
セキュリティ・エバンジェリスト
卯城 大士
飯倉 竜 氏
SCSK株式会社
キャリアプロダクト事業本部 IPネットワークテクノロジ部
主任
飯倉 竜
講演概要

クラウド市場は年々増加傾向にありますが、ユーザにとってクラウド利用の懸念、不安点は依然セキュリティです。
国内の事業者は、海外メガクラウド勢に対抗するためにも、よりセキュアで安心・安全なサービスを提供する必要がありますが、コスト・時間をかけずどのように実現するのが好ましいでしょうか?
本講演では、新たにSCSK/Check Pointで共同開発した「事業者専用ソリューション」をご紹介するとともに、採用事例とトレンドを交えながら、初期投資ゼロで、高度なセキュリティサービスを実現する方法を解説します。

16:35~17:25
(50分)
クロージング基調講演
デジタル変革期の最中で見えてきた、日本のデータセンター/クラウドの「課題」と「勝機」
田中 邦裕 氏
さくらインターネット株式会社 代表取締役 社長
日本データセンター協会 副理事長
田中 邦裕
講演概要

「自然外気冷却」「DC併設型太陽光発電」「IoT」「ディープラーニング/高火力コンピューティング」……2010年にフラッグシップとなる石狩DCの開設でクラウドシフトに舵を切ってから、業界に先駆けたチャレンジを加速させているさくらインターネット。同社創業社長で、この業界きっての論客としても知られる田中邦裕氏が、デジタル変革期のデータセンター/クラウドサービスのあり方を解説。海外メガクラウド勢に対する差別化ポイントも含め、日本の事業者にとっての「課題」と「勝機」を詳らかにします。

講師プロフィール

1978年、大阪府大東市生まれ。1996年、国立舞鶴工業高等専門学校在学中にさくらインターネットを創業。レンタルサーバー事業を開始。同校卒業後の1998年、有限会社インフォレストを設立。1999年、大阪市中央区にさくらインターネット株式会社を設立し、代表取締役社長に就任(現職)。特定非営利活動法人日本データセンター協会(JDCC) 副理事長

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。