インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からBigData、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。

現在、「機械学習」の技法解説に範囲を絞った「データサイエンス基礎講座＜R：手法演習編＞」、Microsoft Azure Machine Learningを利用したデータ分析業務プロセスに沿った「データサイエンス基礎講座＜ビジネスアナリティクス編＞」の2タイプを実施しています。
データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、毎回満席の50名前後が受講しております。

今回、2016年12月度は、更に授業ラインアップを強化。
「データサイエンス基礎講座＜Real Web Analytics編＞」として実施致します。

本講座では、「統計/機械学習」の基礎を「R」と「Python」の演習によって教導致します。続いて、事例モデルとして、仮想のECを想定し、そのサイトへの集客・購買行動を分析・予測・対処策をともに考えるカリキュラム構成としています。

具体的には、R言語の東京コミュニティTokyo.Rの主催者で著名ネット企業でデータサイエンス業務に従事したDATUM STUDIO株式会社の取締役副社長の里 洋平氏をメイン講師として、

1. 基礎的な「統計/機械学習」を「R」と「Python」を演習で学習する
2. 仮想ECサイトを想定。「現状の把握」・「分析手法の選定」・「分析の検証と実際の対処法」等を基本的な「統計・機械学習」を使って、現実のビジネスプロセスに沿った講義・演習の実施

を通じて、統計/機械学習並びにビジネスに於ける知識・智見の習得を目的として講義・演習授業を行います。

また、恒例となった「事例研究」では、データベース、DWH、Hadoopなどの異なるソース/ターゲット間において、高速で簡単なリアルタイム・データ・レプリケーションを可能とするソリューションを提供する米国・Attunity（アチュニティ）社を迎えます。
既に、Fortune500の半数を含む2,000以上の企業に導入されているDataLake（データレイク）タイプの先進企業から、バックエンドBigDataの効率的活用の処方箋を語って頂きます。

既に、データ分析プロジェクトに参加しているマネージャー/ディレクター・クラスの方は勿論、初めてのスタッフの方など幅広い階層の方々が、本講座を通じ「データアナリティクス・機械学習/ディープラーニング」への理解を深め、応用できる素養を身に付ける場として提供致します。
データ分析業務・IT活用部署だけではなく、ビジネスにデータ分析を活かしたい多くの部門・多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。